悪い口コミについて
現代は、インターネットでの検索を元に、いろんなサービスと出会います。
そのサービスの良し悪しの評価に、さまざまな人が書いた「口コミ」が存在します。
皆さんは、口コミをどのくらい、信用していますか?
口コミはスタッフのモチベーションにもなっている
経営者以上に、医師やスタッフの方は多くの患者に医療を提供している分、いい評価をいただけるとモチベーションも上がります。その反面、悪い口コミでの評価を受けた時の打撃は大きいものです。
なぜなら、誰に口コミを書かかれたのかも、意外と顔が思い当たる人もいるからです。
また、日々の業務の忙しい時のちょっとした落ち度(ニアミス)が、初めて来院した患者だったりするのです。そうなれば評価を下がり、低評価となることもあります。
また、悪い口コミは誇張した内容でもコメントされてしまうことも多々あり、スタッフを悩ませることもあります。
悪い口コミをつける人はどんな人?
低評価をつける口コミをまとめてみました。
・待ち時間が長い(2時間も待った、予約より前に来たのに待った)
・受付の態度が悪い
・受付で門前払いされてしまった
・他院でもらていた薬と同じものを欲しいと言ったのにもらえなかった
・A医師に診察して欲しかったのに、B医師に診察になって、横柄だった
・自分が結果を聞く前に、外で話しているのが聞こえた
・具合が悪くて受診したのに、この時間はやっていませんと追い返された
といった感じの、口コミをよく拝見します。
実際は・・・
これらを、クリニック(スタッフ)目線に変換してみます。(※あくまで仮想です)
・待ち時間が長い(2時間も待った、予約より前に来たのに待った)
→予約の患者が優先である、患者の診察が多いため待ち時間は相当かかる。
患者はそれでも診察してほしいといったのに・・・
・受付の態度が悪い
→忙しい時間に、今対応できないことを話してきたため、後にして欲しいといってしまった。
声をかけられたタイミングで電話がなり、無視して電話に出てしまった。
・受付で門前払いされてしまった
→発熱患者がきたが、その時間は循環器の検査時間で医師も診察はできないため
元々このクリニックではこの時間は診察受け付けておりませんと、伝えた。
・他院でもらていた薬と同じものを欲しいと言ったのにもらえなかった
→本人も症状も曖昧で、お薬手帳の持参もなかった。
・A医師に診察して欲しかったのに、B医師に診察になって、横柄だった
→本人にも承諾してB医師に診察してもらったのに・・
・自分が結果を聞く前に、外で話しているのが聞こえた
→検査結果を伝えた時にたまたま扉が開いて聞こえてしまった
・具合が悪くて受診したのに、この時間はやっていませんと追い返された
→診察外の時間に来ても、診察できないです・・・
このように、クリニックで改善ができる口コミもあれば、患者の融通に合わせなかったクリニックの対応(接遇・システム)が低評価をつけることもあります。
今はGoogleの口コミなど「返信機能」もあります。しかし状況を細かく書けば個人情報の漏洩にもなりますし、かえって逆撫でしまいこともあり、口コミのコメントの対応や、返信は注意が必要です。
口コミ対策の業者
ここ最近の口コミ改善業者はこんなものがあります。
「クチコミ改善で売り上げ1.5倍に伸ばす方法教えます。星4.5以上保証して、今だけクチコミ3件分無料プレゼント!改善出来なければ料金頂きません!完全成功報酬型です!」
先日クライアント先でも、不可解な低評価の口コミが続きました。
その数日後、オタクの口コミ4.5にしますと言われたケースがありました。
今はGoogleのアカウントも、1人で何個も保有できる時代です。完全に我々の弱みを握られた業者も多くみられます。
これを読まれている皆様は、このGoogleのクチコミを利用した悪質業者の手口での集患会社には決して騙されないでください。タダは一番高いって昔から言います。
今も昔もビジネスは、お金払って対価を得る。対価を得てから払うのはビジネス構造上それ以上に搾取されていると言うことです。
口コミなんて、ほっとけばいい!?
クチコミなんて無視して気にしなければ良いって考える人もいるかと思いますが、この情報過多社会では、逆に情報弱者が騙されないように、集患してあげるのが患った地域の人のためでもあります。そして本当のクチコミは他の患者の心に響きます。そういう方法を皆さんは集患と考えなくてはいけません。そんな助けなら我々がお手伝い出来ます。
全ては患者のために。
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